エアコンの日常清掃
家庭用エアコンは日頃のお手入れでキレイに保つことができます。
「いつもキレイに・・・」を心がけていれば、エアコンクリーニングをする間隔も長くなり節約に繋がりますよ(^^)
掃除機を活用する。
■エアコンの表面に付いたホコリを掃除機を使って吸い取りましょう。
特にエアコン上部に付着してあるホコリは、脚立などを使って念入りに吸い取りましょう。
エアコン上部は格子状になっていますので、ホコリが中に落ちないように気をつけるのがポイントです。
掃除機が届かない場合は、固く絞った雑巾で拭き取ります。ホコリが落ちないように!
フィルターのお掃除をする。
■フィルターを外し、ホコリの付いている方から掃除機で吸い取りましょう。
タバコを吸われるご家庭は特に汚れています。
油やヤニ汚れ(赤っぽい)が付着していますので、台所洗剤や重曹溶液などで洗い、水で洗い流すと簡単です。
たまに「面倒だからフィルターは外している」という方がいますが、エアコンの寿命を確実に縮めますのでお止めください。
吹き出し付近を掃除する。
■吹き出し付近は、綿棒やウエットティッシュなどで汚れやカビを拭き取ります。
シロッコファンやアルミフィンを傷つけないように注意しながら奥の方も拭き取ると効果的です。
*ガス管などは絶対に傷つけないでください。
ウエットティッシュなどで内部が湿った場合は乾拭きをしてください。
湿ったままだと黒カビの原因になります。
アルミフィンを掃除する。
■全面カバーを開けるとアルミフィンが見えます。アルミフィンに歯ブラシなどをあててホコリを取り除きます。
*ドレンパンや排水口にホコリを押し込むのは絶対にしないでください。
ホースにホコリが詰まり水漏れの原因になります。
ある程度、汚れが溜まり掃除してもキレイにならない場合や、嫌な臭いがする場合はプロに頼んだ方がいいですね。
当店でお引き受けします(^^)
専門業者に頼む目安は・・・
上記のようにお手入れされている方で2~3年に一度、タバコを吸うご家庭や湿気が多く結露しやすいご家庭では毎年頼んだ方がよいでしょう。
物理的な目安は「嫌な臭い」と「吹き出し口の黒カビとホコリ」で判断してください。
市販のエアコンクリーナーはどうでしょう?
■プロの私たちが言うのも変ですが、市販のエアコンクリーナーはあまりお勧めできません。
エアコンクリーナーはアルミフィンに泡洗浄をつけて汚れを取り除きますので最終的な水洗いをいたしません。
よって洗剤がそのままアルミフィンに付着していますので、洗剤の粘着効果でホコリの付着を早めたり、アルミフィンを腐食させてしまいます。
泡は消えて無くなりますのでキレイになったと勘違いされている方が多いです。
また、ドレンパンに流れ落ちた汚れが固まり、排水ホースの中で目詰まりを起こして水漏れの原因になります。
後、エアコン内部に出来たカビはホコリなどをエサとしますが、もっと大好物なのが・・・『洗剤カス』です。
ビックリでしょう!
ですからエアコンクリーナーで残ってしまった洗剤カスは黒カビを増殖させるのです。
洗濯機の中に出来る黒カビもエサは洗剤カスなんですよ(汗
専門業者に頼む時期は・・・
■最近のエアコンは暖房も良く効くようになりましたが、まだまだ「冷房だけの使用で暖房は使わない。」と言う方が多いです。
エアコンクリーニングの繁盛期は3月~6月ですが、皆様は使い出す前にキレイにしておこうという考えです。
しかし、プロから助言いたしますとエアコンクリーニングは使った後にすることをお勧めいたします。
理由は冷房を使った夏場に結露を原因に黒カビは発生します。
カビが発生したままシーズンオフの10月~3月を経過することとなり、カビがカビをよんでエアコン内で増殖します。
と言う事はシーズンオフの間、カビの繁殖した部屋で生活するという事になるからです。
そんな理由でエアコンクリーニングの時期は冷房使用の終わった
10月・11月をお勧めします。